kaminomania ~倒産前に転職をした36歳会社員のアレコレ

会社の経営危機で36歳で倒産前に転職をしたアレコレ

【期待】転職サイトの特別オファーメールを鵜呑みにするな

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転職サイトのスカウトメールってありますよね?

届くと一喜一憂してしまうのが転職希望者の常です。しかし、僕はあまり過剰な期待をしなくなりました。そこらへんのお話と、確度が高く期待して良いメールに関して書いていきたいと思います。

 

さてお決まりの自己紹介です。私はkamiと申します。会社が倒産しそうで転職活動をすることになった35歳です。妻は専業主婦、子供は5歳児が1人です。地方都市に在住です。

 

本日は、2019年の2月6日です。【現在の転職活動状況】は下記の通りです。

・総エントリー数6社・書類選考通過5社

・書類選考敗退1社

・1次面接敗退3社

・2次面接(最終役員面接)日程決定2社

 

【2019年6月25日 追記】

2019年6月25日追記・・・。かれこれ、転職活動を開始して6ヶ月です。20社ほど面接をうけたでしょうか。

会社にも変化があり、なかなかつぶれないもんですね。最近の転職活動状況です。良かったら併せてお読みください。

www.kaminomania.work

 

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●転職サイトの「スカウトメール」とは?

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転職サイトにより、「オファーメール」の名称は異なります。

僕が使っているのは「DODA」と「リクナビNEXT」の2社です。ほかにも、「マイナビ転職」、「en転職」等が昔からある、老舗の転職サイトです。

 

今回は、どの転職サイトが良いとか、求人数が多いとか、オファーメールはどこが多く届くとか、そういった話は置いておきます。

 

DODAでは、オファーの種類が「通常オファー」と「面接確約オファー(プレミアムオファー)」の2種類があります。

リクナビネクストでは、「通常オファー」と「特別オファー」の2種類があります。

 

まれに、通常メールなのにタイトルや件名を見ると「これは、特別オファーなんじゃないか?」と誤認させるようなものもありますので注意してください。

 

文面をちゃんと読んでみるとただ「業界」と「営業職経験アリ」という2つのフィルターにかけただけで大量に送信されていると思われるものがあります。

 

また、スカウトメールのように見せかけて、転職エージェントがオファーメールを送りつけてくることも多いです。

 

●期待する必要のないオファーメール

シンプルに、企業からの「特別オファー」でなければ期待する必要はありません。

 

特別オファーは、面接が確約されていることがほとんどですので、オファーメールを送ってきてくれた企業にもし興味があるなら受けてみても良いでしょう。

 

「特別オファー以外は無視しろ」とまでは言いませんが、至って「通常の選考」が待ち受けているので、僕のように在職中の転職の場合は時間がありませんので、よっぽど興味のあるところじゃなければエントリーする必要もないでしょう。

 

●企業からの「特別オファー」でも期待しすぎは禁物

在職中の転職活動は時間との戦いです。

面接準備、SPIの勉強、企業の選定、業界研究、やることはたくさんあります。

 

ですから、僕の場合はとりあえず、頂いた特別オファーの中から自分の志向に合う会社4社に取り急ぎエントリーをしました。

 

ここからが本記事のポイントです。

 

僕がエントリーした会社の4社は、シッカリと僕の履歴書を読んでくれていました。

そして、今の僕には分不相応な規模の会社でした。

また、僕の志向のど真ん中の業務を行う会社ではないものの、関連業界なのでそこまで苦労はしないかなと思える業務領域でした。

 

この年で、「上場企業」や「非上場ではあるものの上場企業に準ずるような企業」に入れるチャンスがあるならと期待していることは否めません。そんな中、熱心に2回もメールを送ってくれる大企業もありました。

 

ただ一つ見落としていたことがありました。

 

それは大企業ならではの事なんですが、「実務をよくわかっていない人事担当者」からの特別オファーだったということです。

 

結果、面接会場に入った瞬間にアウェーな雰囲気なんですよ。

  • 「なんで受けに来たの?経験から考えると都落ち業界だよ」
  • 「キャリア的にミスマッチじゃない?」
  • 募集要項では即戦力のプレイヤ―を募集しているのに、いざ面接では「マネジメント経験弱いよね」って突っ込まれる。

猜疑心満々で、僕の志望動機の裏を探るような質問ばかりでした。

 

●では期待して良い「特別オファー」とは?

  • オファーを送ってきた会社が中小企業の場合。
  • 送信者が、人事担当者ではなく人事部長や経営幹部の場合。
  • メールの本文を読んでみて、明らかに自分向けにアレンジが効いていて、WEB履歴書に目を通した上で送っていると認識できるもの。

これらが感じられる、「特別オファーは」期待して良いです。企業側は、欲しくてたまらない状態です。あなたが、面接で過剰な要求、舐めた態度、遅刻をしなければ受かると思ってよいです。

 

中小企業の場合、採用に書ける予算も限られています。

 

大手転職サイトに、一般的な枠で自社の求人募集枠を確保しようとすると、1ヶ月で50万、通常オファーが10件で10万、プレミアムオファーが10件で50万、と言われているそうです。(マイナビ転職参照)

 

これだけのコストをかけても、オファーメールを送っても、中小企業は人材確保に苦労するわけです。必然的に、オファーメールの1通に魂を込めてきます。

これぞと思う経歴の持ち主に「どうしたら面接に来てもらえるのか?」を真剣に考えてメールを送ってきます。

 

ですから、そういったオファーメールをもらった場合は、業界に興味が無くても、是非行ってみることをお勧めします。

 

●そもそも2019年の今転職すべきタイミングなのか? 

2019年現在、転職市場は売り手市場です。35歳でもまだ売り手市場です。

ちなみにこれ、僕がDODAに登録して、約1ヶ月でもらったメールの受信トレイの数字です。下のキャプチャを見てください。

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特別オファー(面接確約オファー)が18件来て、そのうち志望業界の志望ポジションが2社、ちょっとズレた業界から2件のオファーがあったのでエントリーをしました。結果は敗退となりました。

 

次のキャプチャは2019年の6月上旬です。 

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見ていただくと、「面接確約」の文字が並んでいますね。

でもよく見てください、不動産系の求人案件に紛れ込む形で、「光通信」の特別オファーなんかも紛れ込んでいます。正直開く気もしないです・・。

 

このように、オファーメールの良し悪しを見極めていただき、限られた時間の中でどこの面接を受けるべきなのか?ちゃんと考えて行動してくださいね。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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