社内のイケメンの後輩とこんな話をした。
「結婚して子供いたら、自由な時間なくないですか?時間を分け合うのって大変そう」
「ちゃんとあるよ、お互い干渉しないとこはしないし」
「そうじゃなくて、確実に自分一人の時間減りましたよね?苦痛じゃないですか?」
「苦痛ではないよ、少しは減ったけど最近は工夫して増えてる」
「例えば、どうやって?」
「子供や奥さんが寝てる、深夜と早朝に自分の好きなことをする」
「それ、睡眠時間削ってるだけじゃないすか」
「まあ。でも辛くないよ」
「無理だわー」
「一日の始まりと終わりを自分の好きなことに当ててると充実するよ」
「ちゃんと寝たいし、筋トレしたいし、友達と遊びに行きたいし、買った本を夢中で読んだり、一人静かにヘッドフォンで音楽とか聞きたいし」
「いや、だからそういうのは一人時間タイムでやればいいじゃん」
「いや、時間が、足らないですよ」
「いや、だから作れよ」
「睡眠時間削るってことでしょ?無理ですよー」
「他にも工夫の仕方はあると思うけど・・。結婚したら以外と奥さんと話したり、子供と遊ぶことが楽しくなるかもよ?」
「えー、まじですかー」
「そんな女性に出会える「努力」が必要かもね」
そう伝えて会話を切り上げた。
●今は、伝わらない
そう思った。
伝わるわけがない。響くタイミングじゃない。
相手が理解できる環境にないのに理解させようとしても無理だ。いや別に理解させようとか、彼の考えはおかしいから変えてやろうとは考えていない。そもそもこの話題を振ってきたのは向こうだ。僕じゃない。
人のこういった考え方を変えることはできないし、変えようとしてはいけない。
変わるべきタイミング、自分で気づいたら変わる。そんなもんだ。
●相手を承認したいと思わなければ変わらない。
この人を承認したい。
結婚したい。愛されたい。
そう思えるような相手に出会える努力はしたほうが良いかも。
今の生活圏から、現れないなら、物理的な変化が必要かもしれない。通勤路を変え、通う店を変え、遊ぶメンバーを変える。新しい何かを初めて見るのも良いかもしれない。
あ、僕が囲碁サロンに誘うのも面白いかもしれない。
意外とサロンで、「君、独身かね?ワシの娘と合ってみんかね?」的な流れがあるかもしれない。行かなきゃゼロだが、行けばゼロじゃないかもしれない。
そこまでしなくても、今の活動範囲で出来ることもあるだろう。一歩踏み込んだ挨拶、言葉の掛け方、接触の回数を変える、つまりコミュニケーションの濃度を変える。そんなことで解決できるかもしれない。
なんてことを、僕は割と真面目に考えている。
でも、こんなことは本人には言わない。
話が本筋から逸れてしまった。
●でも彼は「時間を分け合う」家族に出会えると思う
彼は大丈夫だろう。
根拠のない思い込みだが、「彼は自分を大事にしている」から大丈夫だ。
「自分が満たされてないと」相手を満たすことなんてできない。これは真理だ。「自分が満たされている」状態は、自分だけの力で到達するのは困難だ。手っ取り早いのは、「誰かにしてあげる」こと。彼はそれが出来る。だから大丈夫だ。
あと、「時間を分け合う」という表現に希望を感じる。
「時間が、無くなる」や「時間が、奪われる」という言葉を使う人よりましでしょ。
さて今は、6月23日の5:30です。この記事は7時30分に予約投稿をしますが、
まもなくウチの坊主が起きてきます。
さて、全力で遊んでやろう。
皆さまも良い一日を。