こんにちは、kamiです。
現在、転職活動第3セットの真っただ中です。
ほんと、新卒のように一気に数十社エントリーできればと思う今日この頃です。ちゃんと集計はしていませんが、エントリー数だけで言えば、15社くらいにはなったでしょうか。
現在は約1ヶ月前に4社にエントリーをした会社の内、3社の最終面接が終わったところです。そろそろ結果が出てくるころですね。個人的には、今が会社を辞めるには理想的なタイミングなので、ここで決めたいなと思っています。
さて、今回はググれば当たり前の事ではありますが。半年近く、実際に大手転職サイトや転職エージェントを使ってきて思ったこと書いていきます。
ちなみに、下記の内容は、「IT系の技術系のスペシャリスト」、「研究開発職」、「保育士や看護師」・「法務・会計専門職」等の、専門職の方々には、あまり意味をなさない内容かと思います。
専門職の方で、同業他社へ転職をお考えの方は、専門の転職サイトや業界専門の転職エージェントを使うことをお勧めします。
●大手転職サイト・大手エージェントサービスって?
多くの転職希望者は大手転職サイトである、「リクナビNEXT」、「DODA(パーソルキャリア)」、「パソナキャリア」・「マイナビ転職」・ビズリーチ」等に登録することになるでしょう。
これらの転職サイトは、転職者向けの求人情報が載っているサイトで、避けては通れないものです。
さらに、これらの転職サイトの付随のサービスである「転職エージェントサービス」にも登録することになると思います。
代表的なもので言えば、リクナビNEXTが提供する「リクルートエージェント」というサービスです。これは無料で使うことが出来ます。リクナビNEXTのサイト上には掲載することができない求人を提供してくれるサービスなので、ついでに登録している方が多いのではないでしょうか。
登録すると、専任の転職エージェントが付き、電話や対面で転職相談を行いってくれます。30分ほどの質疑応答を経て、上記のような登録者専用サイトにて、非公開案件の閲覧ができます。
「DODA」や「マイナビ転職」も仕組みとしては同じです。
●転職サイトと転職エージェントのサービスの違いは?
大きな違いは2つです。
①エージェント経由でないと知れない・応募できない求人がある。
➁エージェントが、企業と転職者の間に入って各種調整を行うこと。
➁の各種調整を行うといっても、あんまり期待はしていないです、交渉をしてくれている感は特になかったです。実態はタダの伝書鳩に近いと思っています。
選考辞退や内定辞退をする場合は、転職エージェント経由で行うので気軽に辞退が出来るのでストレスが少ないのはメリットでした。
①の点に関しては、エージェントサービスに登録していないと、知ることができない求人が多いため、結局は登録せざるを得ないサービスと言えます。
●転職サイトと転職エージェントにはいくつ登録すれば良い?
何社登録すれば良いのか?という点ですが、僕は「多ければ多い方が良い」と思っています。数を打てば多くの企業と接するチャンスが増えるからです。
僕の場合は、大手転職サイトである、「リクナビNEXT」、「DODA」、「ビズリーチ」に登録して転職活動をしています。
それとは別に、私の活動地域の地場企業に強いという触れ込みの「転職支援会社」と大手のスカウト会社の「レイノス」と付き合っています。
ただ、これだけの数を登録すると異常なぐらい求人の提案メールが増えるのでそこは注意してください。
自分自身の志望領域以外の案件も無作為に送られてくるので、僕の場合一日に60件程度は案件の提案メールが届きます。
まあ、タイトルだけ見て興味がそそられないと速攻で削除です。ですので、わざわざ転職活動用にGmail等のフリーメールで新しくメールアカウントを開設してから、各種転職支援サービスに登録していくことが良いでしょう。
本当に、これだけ多くのサービスに登録する必要ってあるの?と疑問が生じる人もいらっしゃるかとは思いますが、実際に転職活動をやってみるとわかるのですが、「応募してみたい!」と思う会社って「そんなに多くない」です。
特に、これまでのキャリアを上昇志向でしっかりとデザインしてきたような人にとっては、「今更、この事業領域で学べることがあるのか」という感覚に足が引っ張られてしまい、エントリーを躊躇することが多いと思います。
一方で、「業界をチェンジしても問題はない、営業がやりたい」、「どんな会社でもいいから、総務・経理等のバックオフィスで働きたい」という考え方のひとであれば、これだけ登録していれば、エントリーできそうな案件も多いかと思います。
●求人が多く集まる転職サイトは何処か?
業界最大手の「リクナビNEXT」、「DODA」です。これはシンプルに転職業界最大手であるからです。
企業の人事担当者の観点からみれば、転職サイトへの登録者数の母数が大きい為、確率論から考えても企業の人事担当者が大手の転職サイトに求人原稿を掲載しようと考えるのは自然でのなりゆきでしょう。
転職希望者の観点から見ても、「寄らば大樹の陰」といった感覚があるので、大手だから「求人数が多い・安心・手厚い」と思える為、「とりあえず大手のサイトには登録しよう」と考える人が多いのです。
●大手転職サイトに良い「求人が多い」とは一言も言っていない。
しかし、「求人数が多い大手転職サイト」=「良い求人が多い転職サイト」ではありません。「リクナビNEXT」や「DODA」を利用していた人から良く言われる言葉が、「ブラック求人しかない」ということです。これは、サイトの構造上の問題でもあると思います。
慢性的に人が足りない業界は、最も目立つサイズで求人原稿を掲載することはもちろんですが、「キーワード検索」をしたときに上位に来るような配慮も行います。
転職サイト内でのSEO対策のようなものです。もちろんこれは、広告料を多く支払えばそのようになります。
ですので、
- 「慢性的に人材不足になりがちな業界」
- 「やたら高額に稼げるアピールの求人」
がどうしても上位表示されます。
つまり、こういった求人ばかりが目につきすぎて、検索結果をどれだけ進んでも、「ブラック企業の求人しか掲載されてなくない?」と思ってしまうのです。
ホワイト求人は、「あまりお金をかけていない原稿枠」で、「3ページ目以降」に掲載されています。後ろのページほど、真剣に見たほうが良いと思います。
転職サイトで、求人を眺めてるとあっという間に時間が過ぎていくので、上位表示されるブラック求人には目もくれず、検討すべき求人を見る為の時間を割くことも大切です。
●リクナビNEXTやDODAの非公開案件は良い求人なの?
これも、先ほどと同じで、良い求人かどうかは分かりませんが・・。「DODAやリクナビエージェントの担当は、志望業界を伝えているにも関わらず、何でもかんでも送ってくる」という声をよく聴きます。僕の場合も同じでした。
尋常じゃないくらいの数の、転職者の意図を組んでいない求人メールを送ってきます。一部を除いてコンピューターによる自動送信なので、あきらめたほうが良いです。20件に1件ぐらい検討する価値のものがあり、50件に1件ぐらいエントリーしてみようかなと思う案件があります。
僕の個人的な、5か月間の転職活動で比較すると、
- リクルートエージェント経由のエントリー数:2社
- DODAのエージェント経由のエントリー数:8社
- ビズリーチのエージェント経由のエントリー数:1社
- 各転職サイトに掲示されている求人への直接応募:5社
- その他、スカウト会社等:5社程度
個人的な印象としては、大手転職サイトの非公開求人の質が良いというわけではありません。
●それでも一番評価しているのはDODAです。
評価している理由としては、結果的にエントリー総数が多かったのは、「DODA」だったという事実です。これが1つ目の評価ポイントです。
もう一つが、エージェントサービスの仕組みです。
リクルートエージェントの場合は、一次面接を通過した当たりからパッタリと追加の求人案件を送ってこなくなりました。
それはなぜか何故かというと、「浮気をされるのが困る」からだと思っています。転職エージェントとしては、僕がどこに決めるかにはあまり興味がありません。それはエージェントが取れる報酬には大差が無いからです。「もう、その会社でさっさと決めてくれ」という思いがあるのだ。
一方DODAの場合は、自分の担当以外の転職エージェントが様々な案件を送ってきます。DODAのAというエージェントの案件で最終面接を受けている状態でも、B、Cと言う転職エージェントがどんどん新しい案件を送ってきます。ですので、結果的にエントリーを階数が増えるということです。
転職者としては、最終面接直前であろうが、より良い求人にエントリーできる可能性を広げてもらえるサービスの方が良いでしょう。そういった点から、DODAを評価しています。
超個人的な見解がふんだんに盛り込まれた感想記事ではありますが、同志の参考になれば幸いです。
ありがとうございました。