こんにちはkamiです。
2019年2月7日です。明日、役員面接が一つあります。頑張ります。
ところで、あなたはどうして転職したいんですか?ポジティブな転職理由なら問題はありませんが・・・
まさかネガティブな転職理由で転職しようとしていませんよね?
違うって?
ほんとに??
嘘つけ。
転職者の8割はネガティブな要因で転職を試みるといわれます。
そんな成長志向のやる気に満ち溢れた転職ばかりなわけないでしょ。
「上司がうざい」、「ノルマが厳しくて逃げたい」、「同僚と上手くいかない」、「給料が安い」、「残業代が支給されない」、「会社が倒産しそうで今すぐ逃げ出したい」
・・・こんなところでしょう?でも、これらの理由を履歴書に書いて面接を受けて、受かる企業は少ないです。
受かる企業ももちろんあります。ネガティブな要因で転職するような心持ちの人間でも採用しなければいけない企業があります。
人が集まらないから、そういった人でも採用しないと組織が成り立たないのです。
今回の投稿では、「ポジティブな転職理由がない」場合は、こうすればよいよ?と言うノウハウをお伝えする内容ではありません。
どちらかと言うと「ネガティブな理由で転職はしないでください」という啓蒙の意味も込めた内容になっています。
●良い「ネガティブな理由の転職」もあります。
矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、ネガティブ転職を完全否定しているわけではありません。
劣悪な環境にいても耐えられる人もいればそうでない人もいます。受け取り方は千差万別です。過労・ストレスで自殺してしまうぐらいなら即刻転職してください。
但し、覚えておいてほしいのは、ネガティブな転職理由は歓迎されないという現実があるということです。
ネガティブな転職理由しかないのであれば、その理由は離さないでください。会社で、ひどいイジメにあってうつ病になったとしても、絶対に言わないでください。
面接官は同情はされても、あと一人を選ぶという局面で、あなたともう一名が残っていた場合、「うつ病を発症した人、いじめにあった人は選ばれにくいです」残念ながらそういうもんなんです。
表現が過激だったらすいません。「うつ病になったことも、イジメにあったことも」ある意味、前科持ちなんです。
サラリーマン人生における、傷あり、バツイチなんです。
普通は聞かれないことだから、「堂々と隠せばよい」、嘘は良くないですが、聞かれてもいないことを自らべらべらしゃべる必要はありません。
●後ろ向きな理由で転職を一度すると「癖」になる。
僕が思うもう一つの理由はこれです。
ネガティブ転職に限らず、転職を1回すると、「2回目も大丈夫」と思ってしまいがちです。そんな思考回路になりガチです。もちろんそうじゃない人もいます。
2回転職した人は、3回目も転職すると思います。何が言いたいか?
転職ってのは慣れるんです。癖になるんです。
転職を2回した僕は良く言われます。「転職って築いた社内の実績捨てて、一からスタートじゃん。」、「前の会社の人脈使いにくくないか?」、「次の会社がブラックだったらどうするの?」なんてよく言われます。
例えばm30歳までに1回も転職せず、新卒で入った会社で生き残っているなら、係長や課長代理になっている人って多いですよね。
彼らは口をそろえて言います。「ブラックな部分もあるけど、もうこの会社に慣れた、息の抜きどころもつかんだ、転職なんて怖くてできない」と。
そう。経験値や見識を得られる一方で、失うものもあるんです。スキルアップ転職で、給料も上昇したなんてケースはそうそうありません。
スキルアップ転職ができる人は稀です。大変失礼ながら、このサイトを見てくれている人のほとんどは、転職をするたびに年収が下がっていく可能性が高いです。
優秀な人材は、転職サイトなんかで求人を探す暇もない。むしろ見ない、向こうから誘来てくれとお願いされるのです。
このサイトを見ている人で、転職サイトにも、ビズリーチにも登録してもいないのに、全く無名のヘッドハンティング専門会社から電話がかかってきた人いますか?
いないですよね。僕もありません。
分かりますか、この時点で我々はビジネスマンとしては一流ではないんです。
皆さんそんな優秀じゃないんですよ。だから転職するとほとんどの方が待遇が悪くなります。だから、また転職したくなり・・・と繰り返されていくのです。
だから、転職はおすすめしません。
ということで、このサイトのページも閉じましょう。ページを閉じて、一回寝ましょう。もう、頭から転職と言うキーワードを切り離すのです。
僕もあなたも、優秀ではありません。
自ら転職サイトで職探ししているような平凡なスキルを持つサラリーマンなのです。
転職はリスクです。転職は自ら道を切り開く、新しい自分にコンニチハ、なんて言葉は偽善です。偽善者に騙されてはいけません。
今の会社にしがみつくのです。いいですね?
じゃあ、もう寝ましょう。
●ネガティブ転職は「絶対ダメ」な理由
まだ、転職のこと考えてるんですか?
本当に、ちゃんと寝ましたか?すっきりしませんか?
それでも、転職がしたい?
自分は一流の人材でもないのに?
年収が下がることも覚悟の上ってことですか?
じゃあ・・・
しょうがないから・・・
転職していいですよ・・。
でもでもでも、ネガティブな転職理由は本当にやめましょう。
面接官に悪印象を与えるのはもちろんですが、それよりも重要なことは、あなた自身が「俺は今の職場から逃げるんだ」と言うことを受け入れたということですよ。
それがネガティブな理由で転職する最大のデメリットだと思っています。
一度逃げたら、きっともう一回逃げるよ。嫌なことが合ったら逃げる癖がつくよ。
だから、出来うる限りネガティブな理由で転職はしないでほしい。
「死にそうなくらい過労」、「いじめられて居場所が無くて自殺したいと思っている」なら、それは逃げてください。それは大丈夫だから。
でもこれはダメ↓
●ネガティブ転職でアリがちな「転職理由」
- ノルマが達成できないと怒られてつらい。
- ずっと売り続けるの疲れた営業辞めたい。
- 仕事が単調になってきてつまらない。
- もっと大きい仕事がしたいな。
- あの上司マジでムカつく。
- あの同僚がマジ使えない。俺の足を引っ張る。
- 給料が平均よりすくないよな、もうちょっとほしいな
- なんで残業代が支給されないんだよ
こういう理由で、安直に転職しないほうが良いです。なぜなら、こんなことはどこの会社でも起きうることだからです。
-
ノルマが厳しくて、達成できないと怒られて、つらい。営業辞めたい。
➡ノルマを達成してる人もいますよね?努力が足りないのでは?
- ずっと売り続けるの疲れた営業辞めたい。
➡誰でもできる仕事が営業です。それすら頑張れなくて辞めたいなんて
じゃあ文系のお前に何ができるの?
-
仕事が単調になってきてつまらない。
➡世の中の仕事の大半は3年もすれば慣れてつまらなくなります。
そのたびに辞めるの?自分で面白くする努力しろよ。
-
もっと大きい仕事がしたいな。
➡自分で大きな商売でできるように努力しろよ、上司に掛け合ったのか?
大きな仕事を任せてもらえるだけの実績を作ってから言え。
-
あの上司マジでムカつく。
➡上司は選べません。ッてゆーか何様?上司より偉くなれよ。
お前の能力を認めさせろよ。
-
あの同僚がマジ使えない。俺の足を引っ張る。
➡同僚も選べません。ッてゆーか、同僚も味方につけて仕事も回せないの?
人をうまく使えないコミュ障ってことで良いですか?
-
給料が平均よりすくないよな、もうちょっとほしいな
➡昇給を認めさせるくらい努力しろ。実績作れ。
それでも上げてくれないなら辞めろ。大丈夫、そこまで実績出す為に努力したなら
何でもできるよ。会社なんて辞めてしまえ。
-
なんで残業代が支給されないんだよ!
➡知らねーよ。もうネタがない。ッてゆーか、残業代を適切に出す会社そんなに
あるか?みなし残業代の範囲内で承認されて、残業が認められないから、自宅
で仕事してるやつめっちゃ多いよ?わがまま言うな
-
会社が倒産しそうです(これ僕の転職理由です)
➡会社の業績がまずくなると逃げ出しちゃうような人間性なんだね。
マジクソですね。そんな愛社精神のない浮気ヤローはいりません。
あとさ、業績を悪くしたメンバーの一人ですよね?面接に来る暇が
あるなら、数字の一つでも取ってこいよ。
いささか、乱暴ですが、面接官はこうやって心の中でおもってますよ。
たぶん・・いや絶対思ってるね。だからネガティブ転職はやめたほうが良いのです。
まあでも、「会社が倒産しました」、「整理解雇されました」、「休みが月1日しかなく体壊しました」、「給料が未払いになってしまって」とか完全に同情してもらえるものは大丈夫でしょう。
ですが、一般的にはこういった末期的なネガティブな理由になる前にだいたい転職活動をし始めるものですよね。
面接官はそれを理解しているので、どれだけ偉そうに雄弁にスキルアップを目的とした転職理由をつらつらと述べても、「ぜってー嘘。こいつなんか嫌なことがあって辞めたいんだって」と決めてかかってきます。
そうすると、シンプルに面接のハードルが上がります。死ぬほど「なぜ?なぜ?攻撃」に晒されてしまう。
そして、あなたの武装メッキという名のポジティブな志望動機はいともたやすく剥がされ、しどろもどろになって矛盾を指摘され・・転職理由と志望動機は論理破綻するわけですよ。
●まとめ ネガティブな理輔で転職してはいけない
転職したいとおもったきっかけは「ネガティブ」要因でも構いません。 でもそれを自分なりに解決しようと本気で行動して、どうにもならなければ、ネガティブな理由で転職してもかまいません。
だって、ネガティブな事象を解決しようとして、あなたなりに真剣に思考して、あらがい、行動して、でも何も変えれなっくて。でも、それはそれで「問題にちゃんと向き合って戦った」と言う事実があるので、自分自身を納得できる材料になるわけです
でもあなた自身が、「俺はあの環境が嫌で逃げたんだ」と認識してしまう状況なら、まだ転職はしないでほしい。だって癖になるから。「人生に対しての逃げ癖」がつくから。
そして転職癖がつくと給料は下がるから、何にも良いことはありません。
ですから、できうる限り、「前向きな理由で転職すること」をお勧めします。
今回の投稿では、「ポジティブな転職理由がない」場合は、こうすればよいよ?と言うノウハウをお伝えする内容ではないと冒頭に書かせていただきました。
ハウツー的な記事はまた今度書きます。
「ネガティブな転職理由をポジティブな転職理由に変える方法」といったタイトルで投稿したいと思います。
ではでは、