昨日、大阪帰省を終えて帰ってきた。
息子にとって、大阪帰省のメインイベントは「ポケモンセンター」に行くことだった。
ある日、ポケモンにハマりだした息子は、ポケモンセンターが大阪にあるという情報をどこからか仕入れてきた。
昨年12月のある日、息子から「今回の帰省と合わせて連れて行ってくれないか?」という申し入れがあった。
「ポケモンセンターもお正月休み中だよ♪」
とスルーすることは簡単だが、父親としては鬼畜だろう。
また、帰省先で外出場所をあらかじめ確保しておくことは、我々にとってもちょうど良い。
万が一、妻が「帰省鬱」を発症した場合には待避所が必要である。
ということで、2020年1月3日にポケモンセンターに行ってきた。
https://voice.pokemon.co.jp/stv/osaka/2017/12/post-9188.html
場所は大阪駅に直結している、大丸大阪店の13階だ。
エレベーターを降りると沢山の家族連れの姿が。
ポケモンの人気キャラクター、「ピカチュウ」、「ヒバニー」、「サルノリ」、「メッソン」のオブジェがお出迎えしてくれる。
ここは、記念撮影スポットになっていてにぎわっていた。
沢山の人に圧倒されながら、お目当てのヒバニーのぬいぐるみを探し始めた。
その時、「これ、レジにたどり着くまでにどんだけかかるねん」という関西弁を耳にして振り返り目を疑った。立錐の余地がないほどに、レジ待ちの列が出来ていた。
「最後尾はコチラです」、「線からはみ出ずお進みください」、「前の人から距離を開けないでください」とスタッフが声を張り上げていた。
レジを抜けるのに、30分は掛かるだろうなと思案した。妻と役割分担をした。
僕と息子はヒバニーをゲットしに行き、妻には列に先に並ぶよう促した。
ヒバニーのぬいぐるみを探しに行くが、なかなか目当てのものが見つからない。
僕が探していたのは、「ポケモンセンターオリジナルぬいぐるみ」で、高さが20センチ程度で価格が税前1900円程度のぬいぐるみだ。
しかし、目的の売り場の棚には売り切れの表示があった。
その隣には、ヒバニーと同じく人気ポケモンの、メッソン、サルノリ、ピカチュウが売られていた。これらも残りが少なく、凄い勢いで売れていく。
息子に「サルノリかメッソンではだめか?」と問うと、「ヒバニーが良い」との返答だった。
僕は、ぬいぐるみ売り場で「どうしようか」と困っていた。すると同じような仲間を複数見つけた。
つまり、ヒバニーが欲しくて来店したが「売り切れ・在庫無し」の状況に打ちひしがれる子供と、それでも何かを持って帰らせてあげたい親の押し問答が展開されていた。
正確にいうと「ヒバニー」の公式ぬいぐるみは無いわけではない。もう一種類あるのだ。
それは、我々が立ち尽くしている棚の一番上に3体ほど残っている。
しかし、僕も、周りの同志もそれを手に取ろうとはしない。
僕達、親が取りにいこうとしない理由は、やはり価格だろう。
5,200円ほどする。
もちろん、我々が探していた安価なぬいぐるみと比べるとサイズが大きいのだが、ぬいぐるみに5200円はちょっと高い。
もちろん、子供の目にもこの等身大ヒバニーは映っているはずだ。
しかし、「お父さんアレが欲しい」とは言ってこない。何故だろうか?
恐る恐る、本人に尋ねてみる。
「あの、大きいヒバニーに・・・する?」
「いや。ええわ。」
「おお、そうか(助かった・・)。ちなみに、なんで?」
「大きすぎると、可愛くない」
なるほど、そういったニーズもあるのだなと理解した。
その後、何とかお持ち帰りしたいポケモンが見つかり事なきを得た。
「ヒバニー」ではなく「ピチュー」というポケモンだ
お目あてのポケモンが見つかり、レジ待ちの列に先に並んでいた妻と交代した。結局レジを通過するのに30分以上掛かってしまった。
もうクタクタになってしまった。
お正月休みも本日が最終日という人も多いだろう。
ヒバニー目当てで、ポケモンセンターにお買い物に行かれる方は、お気お付け下さい。
ではでは。