こんにちはkamiです。
皇太子さまが、天皇陛下に即位されたわけですが・・。
妻と5歳になる長男と、一般参賀の映像をテレビで見ておりました。
妻が、「この人達が振っている旗は何処かで購入するのだろうか」とポツリ。
画像引用:宮内庁HP
「あれ、皇居前でボランティアの人が無償で配ってるんだよ。」と返答する。
続けて、「写真や、動画を撮っている人いるけど、YOUTUBEやSNSに上げてる人いるじゃん、あれいいの?」と妻。
「天皇陛下にも肖像権があるだろうけど・・。公務だし民衆から撮られる前提でしょう。まあ好意的にUPされてるいるんだろうし、もし悪意のある使い方されているなら、宮内庁から削除要請とかあるんじゃないかなあ」と僕。
さらに続けて、「一般参賀に参列して何か貰えるのかな?金太郎飴的な」
「いや、ないでしょ。七五三じゃあるまいし。」
僕は、国粋主義でも、皇族ファンでもない。「ググれ」と言えば良いのだが、妻は何かと聞いてくる。
きっと、どうでも良い会話がしたいのだろう。今、妻はそういうモードになっていると感じた。
こんな、僕達の会話に息子が割って入ってくる。
「女の子みんなカラフルだね。みんなで一緒に結婚するの?」
「ちがうよ。ちゃんとした場にはきれいな服をきていくでしょ?君は幼稚園の入学式にはいつもと違うお洋服を着るよね。あれと同じ。」
「お父さんやお母さんは自分で車を運転するのに、この人は運転できないの?」
「偉い人達だからね。事故でも起こしたら大変だからね。自分で運転はしない」
「ねね、テレビは見れるのかな?」
「そりゃおうちにあるだろうし。見てるよ。」
「ジオウ(仮面ライダージオウ)は見てるかな?」
「みんな大人だから見ないよ。どっちかっつーと、女の子だからプリキュアじゃない?」
「アメトークとか見れるのかな?」
「たぶん見ないよ。」
「いきなりステーキとかいくのかな?」
「いかねぇよ・・」
会話を終わらせた僕。息子は、仮面ライダージオウを見にソファへ。
彼らの質問に答えてから、自分の返答の「つまらなさ」に気づきユーモアが欲しいと思った。
先日、ある方の子育て論に関しての講演動画を見た。「子供を天才に育てる方法」のようなものを説いていた。簡単にまとめると。
- 親は子供の質問から逃げないこと。
- 質問に対する第一声は、「すごいね!天才だね!そんなことを不思議に思うなんて」と明るく対応。質問をしてきたという行為を褒める。
- 質問に対して、「それはね・・・」と即返答を与えず。「なんでそう思ったの?教えてよ!」と質問で返すと、子供の思考が長考になる。
- そして、この会話を親が喜び「楽しめ」とあった。
「すごいね!出来るね!天才だね!」このようなポジティブキーワードが、子供に「僕はすごいんだ、出来るんだ、天才なんだ」と思いこませる。お父さんお母さんに質問をすることが良い事なんだと感じさせる。
幼児の基礎的能力に大差はなく、成長の過程で親が子にどのように言葉をかけていくかで、子供の心のバケツに、ポジティブキーワードや、ネガティブキーワードがたまっていく。できうる限りポジティブキーワードを満タンにし、あふれ続けさせるべきだ。
「なるほど、なるほど」
今一度、この日の出来事を、こうして記事にしたためているわけですが・・・。
活字でプレビューをして読んでみると・・・。
うーん、「ちょっとよろしくない僕」だな。
本業と併せて、アフィリサイトやブログサイトをいくつもやっている僕ですが、休日はもっぱらパソコンと睨めっこになりがちです。そんな姿が、子供に声をかけづらくしているんだろうなと認識はしている。
ジオウを見ている息子に声を掛けに行く。
「ねね、息子くん。ちょっとこっちおいで」
「なに?」
「一緒に、カステラを食べながら、お話をしよっか」
ちょっと、自分を戒め改めてみた瞬間でした。
小さな気づきを得てゴールデンウィークを終えました。