こんにちはkamiです。
妻は専業主婦、子供は4歳、妻子持ちの倒産しかけ崖っぷち会社に勤めるサラリーマンです。
さて、本日は2019年1月19日です。華の金曜日です。
予告通り来ましたよ。不採用通知。
過去の記事で、「面接の冒頭から、ミスマッチを面接官に連呼され」、じゃあなんで僕を面接に呼んだんだ?とキレたくなる気持ちを押し殺して、面接官の「やっていけるの?」、「飽きちゃうんじゃないの?」、「今の仕事より下流の領域の仕事だよ」・・・って、やや圧迫を受け続けた企業の面接談話の投稿を書かせていただきました。
で、その会社様から「お祈りメール」がきました。ちなみにこれが文面ですね。
はい。心からお祈りしていただきました。
まぁ想像はしていたので、凹む要素はありません。
まあ、これが5社10社と落ち続けて、内定が無い状況であれば相当凹んでいると思います。年齢的にも厳しいですからね。
そもそも、中小を渡り歩いてきた僕からすると、大企業に挑戦するのも初めてなので今回の面接を通じて学んだことを、次に生かせばよいということです。
今回の面接の不採用通知を受けて、僕が学んだことを、皆さんに共有したいと思います。
- 大企業のプレミアムスカウトメールは鵜呑みにするな
-
一次面接で面接官が5人?
- 自己PRと志望動機は企業ごとにアレンジしろ
短い投稿なので、是非ご覧ください。
①大企業のプレミアムスカウトメールは鵜呑みにするな
これに関してはまた詳細を書いていきますが・・。
見出しの通り、僕は浮かれました。貧乏女子大生が、慶應ボーイにナンパされるがごとく、浮かれてホテルまでついていった感じです。
DODAだと「プレミアムスカウト」、リクナビだと「面接確約オファー」と言うようです。メールの内容は、送信者がしっかり文章を考えて作っているものから、ある程度の基準に到達した人には一斉に送っているものも見受けられます。
つまり、普通のスカウトメールは全くアテにならないクソスカウトですが、「プレミアム」だの「面接確約」だのと言われても、通常のスカウトメールに毛が生えた程度のものと思ってよいです。
書類選考が無いので受験は楽ですが、結局一次面接で履歴書と職務経歴書は持参していくわけで、作業に掛ける時間にはあまり変わりはありません。
ただこの特別スカウトメールの発信者がだれなのか?が分かれば確度が高いです。
つまり中小・零細企業であれば、社長・役員・経営幹部が送信していることも多いので、面接でよっぽど下手を打たなければ採用がある程度約束されているオファーとみて良いのではないでしょうか?
僕の経験上、「社員数100人程度であれば、確度は高い」でしょう。
一方、大企業であればあまり鵜呑みにしないほうが良いです。
人事部の担当者は、つまりオファーメール送る当人は、あくまでも人事部のスタッフとしての「ルーチンワーク」の一つでしかありません。
大企業であれば、年間の採用計画がきちんとあり、年間に掛ける承認予算があり、何十回も求人広告を出して、一回あたり「何人は採用してこい」と言う目標(ノルマ)が明確にあります。
そうすると、思いのほか応募が少なければ、面接の場に転職者を引っ張りだしてくる必要があるわけです。
全然、面接に来てくれない業界「飲食・サービス」、「冠婚葬祭」、「不動産」、「物流」の人事は苦労してますよ。だって業界自体がブラックだからね。
そんなときに、人材を掘り起こすツールが「オファーメール」と言うことです。
ですから、「業界や経験値はズレてるけど、まあいいかな、呼んどけ」ってな感じでオファーメールが送信されるわけです。
そして一次面接では現場の上長や部課長クラスに面接される訳です。
現場の求める経歴や人物像が違っていると、面接の中身は終始「何故この業界?なぜウチなの?やってけるの?やってけると思う根拠は?」と、ミスマッチ退職を回避するために「なぜなぜ面接」が始まるわけですよ。
受け入れる側の部課長クラスも「ミスマッチ退職」の可能性が高そうな人間を採用して、退職されたら自分の評価にかかわりますからね。
➁一次面接で面接官が5人
これには驚きました。中小企業を渡り歩いていた僕からすると、一人対五人という構図は初めてでした。
今回は、もう一社売上800億くらいの会社を受けましたが、面接官は2人でした。
過去の転職の面接も含めて、僕はこれまでに転職の面接を20社ぐらいは受けましたが、それでも最大人数は3人でした。
たかだか一次面接で「5人って多くない?」、「暇なの?」って心の中で思いました。
もしかすると、大企業では結構当たり前の事かもしれませんが、僕には初体験でした。
ここで、面接ルームに入室した時に、まさか5人も居るとは思っていなかったので、「面食らって」しまったんですよ。そして心拍数もはねたと思います。
総合格闘技でいう「マウント」をとられたわけです。
あくまでも一例ですが、こんな新卒の面接のようなスタイルで行う中途面接もあるんだと知れたことは良かったですね。
➂自己PRと志望動機は企業ごとにアレンジしろ。
すいません。当たり前のこと書いて。
僕は、これまでにの2回の転職で、明確にビジョンがあって受けたい業界も絞った転職しかしたことが無かったのです。
つまり、志望動機・自己PRが一つで使いまわせたのです。
ところが、今回は状況が違うのです。第一志望業界と第二志望業界があるのです。
例を出すと、例えば僕が「賃貸マンション専業デベロッパーで用地仕入&売買営業」をしていたとしましょう。
そして、営業ノルマにつかれて転職を考えていたとします。つまり後ろ向きな転職と言うことですね。
そして、志望業界が下記の通りだったとしましょう。
- 第一志望の業界が「総合不動産デベロッパーの営業」
- 第二志望の業界が「大手マンション管理会社のフロント営業」
って感じです。
分かりますかこの感覚。
業界外の人からすると、同じ不動産業界じゃないの?で終るでしょう。
業界内の人からすれば、どっちに転んでも雲泥の差の業界ですよね。
業界外の人のために、一応説明すると。こういうことです。
まず、第一志望の「不動産デべ」は高望み業界。
ただ、「営業職として大きなものに携わりたい」、「町の開発したい」、「新卒ではデべ志望だった」、なんて熱意を語り、営業職としての実積を示す職務経歴書上で輝かしいものがあれば受かるかもしれない。
つまり、前向き転職として面接でもお話ができるはずです。
一方、第二志望の「マンションのフロント営業」は都落ち業界です。
面接官は何でこっち側に来るの?というスタンスで待ち構えています。
「実は営業から逃げたいんでしょ?まったりしたいの?」と穿ってみられるわけですよ。マンションのフロント営業は、クレーム耐性や、土日に休みが取れない、給料が安いという点を除けば、正直「まったり」です。
否定をされる方がいらっしゃるかもしれませんが、
不動産の「仕入営業」や「飛び込み仲介営業」のノルマにさらされるより、よっぽどマシです。
つまり、大企業の管理会社、「三菱地所コミュニティー」、「コミュニティワン」、「日本ハウズインク」みたいなところを受ける場合には、きちっと「志望動機」と「自己PR」は練らないと面接官に負けるのです。
今回の投稿はここで終ります。
妙に乗ってしましました。長文駄文すいません。
それでは、来週も転職活動を一緒に頑張っていきましょう!!