kaminomania ~倒産前に転職を試みる35歳会社員の奮闘記~

会社の経営危機で転職活動中の35歳係長が日々のあれこれを綴ります

【ガンバライジング】初の「レジェンドレア」が僕にもたらした「覚悟」を聞いてくれないか

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仮面ライダーガンバライジングを初めて、1ヶ月が経過した。

初の「レジェンドレアカード(LR)」をゲットした。2018年12月の後半だったと記憶している。

 

この一枚のレアカードが僕の転機となった。僕が「息子を強くさせるという覚悟」を抱いたエピソードを聞いてくれないか?

 

 

あれから、毎週日曜日の恒例行事となった「ガンバライジング」。後ろに、お友達が並んでいなければ、最大で3回連続でゲームをした日もあった。

しかし、あの時のようにカードを連続買いすることはなかった。詳しくはコチラの記事を参考にしてほしい。

kaminomania.hatenablog.com

 

理由はシンプルだ。妻のカードを連続購入するという行為が、「大人げない。恥ずかしい」との意見からである。

 

おっしゃることはごもっとも、少し前まで僕もそういった大人を軽蔑していた。しかし、僕は、カードのコレクションを増やしたくて仕方なかった。

 

一方、僕の息子はというと、僕が自らを見失い大人げなくお金を投入したことで、キラキラカードを2枚出すという偉業を成し遂げたので、満足をしている。

 

ちなみに、この初回でゲット出来たキラカードは、「スーパーレア(SR)」と「キャンペーン(CP)」というレアリティのカードが1枚づつである。キラキラしてはいるが、さほど強いカードではない。4000円使えば、併せて最低3枚は手に入るレアリティであるといわれている。

 

初回にガンバライジングをプレイしてから約一か月。プレイ回数にすると約15回、手持ちカードが30枚に満たない段階にもかかわらず、「レジェンドレアカード」を引き当てたと言う状況である。それ自体すごいことなのである。

 

●レジェンドレアカード「クローズチャージ」

ちなみに、我々が手にしたのは、「仮面ライダークローズチャージ」である。少し前まで放映されていた、仮面ライダービルドの準主役級のキャラクターである。

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 裏面(バースト)はこんな感じである。

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カッコイイ・・。とてもカッコイイ。

 

 

この、レジェンドレアカードを手にしてから一週間、息子はこのカードが手持ちのカードの中で、「いかに強いのか」を妻に力説していたそうです。

 

  • レジェンドレアカードで見れる、登場ムービーはどんなだろうか。
  • バースト(必殺技)の時にはどんな映像が流れるのか。
  • 必殺技が決まったときには、5000PTはダメージが与えられるはずだ。

 

このように、息子はこのカードを使うことを超楽しみにしている。

 

 例えば、一週間ぶりに、遠距離恋愛をしている彼氏彼女がデートを心待ちにしているかのように。また、不倫カップルが、週明けの月曜日の夜のラブホテルでの逢瀬を心待ちにしているように。僕が、月に一度のJK風俗を心待ち・・・。

 

もう一回言おう。

彼はこの一週間、超絶・スーパー・ウルトラ楽しみにし続けて来ている。

  

 

●そしてついに日曜日がやってきた。

寝起き後、まず先週の仮面ライダージオウを見る。そのあと仮面ライダー「戦い」ごっこが開始される。もちろん彼は、仮面ライダークローズチャージになりきっている。

 

朝食時の話題は、「クローズチャージを中心として他の2名のライダーをどう組み合わせるか?」である。彼は、僕の意見が聞きたいそうだ。もはや、日曜日の朝食は、指揮官と部隊長の戦術MTGになっている。

 

今日のガンバライジングがすごい楽しみだと話している。

 

我々、親子3人は10時過ぎに家をでた。行先は徒歩で行けるショッピングセンターの「アピタ」のおもちゃコーナーだ。目的はもちろんガンバライジングをプレイするためだ。

 

●我々は、一つのミスを犯した

我々は、いつも通りストーリーゲームをプレイするはずであった。しかし、なぜか「通信対戦」なるものを選んでしまった。

これは、「ガンバライジングコロシアム」と言うプレイモードで、無作為に選ばれた全国のプレイヤーとオンラインで戦うというゲームモードだ。

 

いつもは、コンピューターと対戦している。今回は、初の対人戦である。

一抹の不安がよぎるが、「憂うことはない。」我々にはレジェンドレアカードがある。

 

戦いの相手は、仮面ライダーエグゼイド「レジェンドレアのムテキゲーマー」を中心とした高レアリティの3名で構成されたチームとなった。

 

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画像引用:ガンバライジング公式

カードリスト - カードリスト | データカードダス 仮面ライダーバトル ガンバライジング : GANBARIZING

 

どうやら神奈川でプレイしているプレイヤーのようだ。

 

「いざ、決戦!!」

 

 

結果は、ぼろ負けだった。ぐうの音も出ないほどに。

完膚なきまでに叩きのめされた。と言ってよい。

 

我々は、たった一回しか与えられなかったターンで、まともにバーストすることもできず、先方にカウンター攻撃からの必殺技、オイウチ攻撃をくらい、5000PT以上のダメージを受け、負けた。

 

ところで、この「仮面ライダーエグゼイドムテキゲーマー」だが、必殺技に特徴があるキャラクターである。一撃必殺系の仮面ライダーキックのような必殺技ではなく、超絶コンボ技の必殺技が得意だ。

必殺技のムービーがとても爽快なキャラクターである。個人的には、エグゼイドのことは息子も僕も好きなキャラクターであった。

 

しかし、この必殺技をゲームのプレイヤー(被害者)として受けてみた感想としては、「ひたすら撲殺され続けている」、「長い時間なぶり殺されている」そんな感覚を受けるのだ。

 

いじめでリンチにあっている気分にすらなる。

 

息子は、4歳にしていじめでリンチを受けたのだ。「神奈川県のライダー」に。

 

 

●ゲーム終了 ここで息子に変化があった

こてんぱんに撲殺された息子は唖然としていた。画面を見つめていた。

 

初めてゲットした、レジェンドレアと言うレアカードをゲットして、超絶な必殺技を見れると期待していたはずだった。

 

それがたった1回のスロットバトルのターンで、競り負け、やられた。

 

息子は文字通り、「ポカン」としていた・・。おそらく状況が飲み込めていないのだろう。いつもであれば、3回程度スロットバトルを回して、戦って、勝っても負けても「ゲームがプレイできた」という感覚があったはずだ。

 

僕は、「負けたね。つよいなあ、カードも弱いし、まだレベルが低いんやな・・」と言いながら、次のお友達に順番を譲る為に、カードやおもちゃを、手提げ袋にしまい始めた。

 

・・・異変があった。息子が微動だにしないのだ。

 

「いくよ。どうしたの?」そう声をかけた。

 

・・・・・反応が無い。画面の一点見つめながら、目が潤んでいた。

そして、両手の人差し指を口の中に入れて、ベロをだらんと出していた。

 

・・・あ、やばい。これは、ヤバイ。

 

彼特有の変化なのだ。超絶なストレスが掛かったりしている時に見せるポーズだ。

 

すなわち、これは「大泣きの一歩手前」を表現している。

 

「・・残念だけど。またレベル上げてチャレンジしようぜ・・」

 

 

「・・・い、やだ。」

 

 

「また、来週くればいいやん・・」

 

「いやだ!!」

 

「いやだ!!いやだ!!」

 

「いやっぃいいいいいいいいいっぁああっぁあああああだぁぁぁあああああああ!!!!!!」

 

大絶叫である。「どうした、どうした」と皆の視線が集まる。

 

 

限界突破。

ガンバライジングだけに、彼はバーストに大成功した。

 

「ヴぁあああああああ!!いやだぁあああ!!!!」

 

とりあえず、この場を離れなければいけない。

後ろには、順番を待っているお友達が二組いる。しかし彼は動かない。椅子に座りながら大泣きをしている。

 

しかたないので、抱きかかえてみる。

椅子がくっついてきた。彼は動きたくないのか、椅子を握りしめている。お尻に椅子がくっついている。足もばたつかせている。これは、力強い。

 

「いい加減にしなさい!」と言い、なんとか椅子を引きはがす。

 

周囲の人視線が痛い。なだめてみたものの彼は収まらない。僕の腕の中で、泣き叫んで暴れている。

 

いや、それどころか勢いを増してきた。

 

 

「うわぁあ!ふざけるなよ!」

「ばかばかしい、嫌いだ!ばかやろう!」

「エグゼイドは、足クサ野郎めっ!」

「かわながけん、クソがっ!」

「かわながけん、ぶっ潰すぞ!」

 

 と叫んでいた。(※いやマジで。ほんとにほんと。)

 

阿鼻叫喚・・・

 

4歳児がこれまでに習得してきたであろう、ありったけの罵詈雑言が聞けた気がした。

ボキャブラリーという名の引き出しをこれでもかってぐらい全開放し、鼻水と涙でぐずぐずになりながら悪態をついていた。

 

僕が「ポカン」である。唖然とした。よくもまあ・・・。

 

おいおい、息子よそんな汚い言葉を使うなよ。

「足クサ野郎」は確実に、クレヨンしんちゃんの影響だなと冷静に考えていた。

「クソが」と「ふざけるな」には心当たりが無くもないが・・。

何にせよ、僕が一番使う「クソビッチ」が出てこなかったことに安堵しておこう。

 

「あと、息子よ、カナガワケンな、神奈川県。死ねとか言わない。」

父親らしく、努めて冷静に・・・

 

「神奈川は悪くない。中華街の肉まん美味しかったろ?」

 馬鹿親である、もはやフォローにもなっていない・・・。

 

当然にことながら、彼に全く響くはずもない。僕は焦りながら言葉で諭しながら、泣き叫び暴れる息子を羽交い絞めにして、次のお友達親子に最上級のスマイルで席を譲り、その場を立ち去りました。

 

うん。戦術の前に「戦略ミーティング」が必要だな。

 

●大敗を喫して決めたこと

それは、毎週1000円をガンバライジングにつぎ込むこと。

2ゲームは必ずやると妻と息子に宣言をした。妻は怪訝な表情を見せた。

 

まずは1ゲーム。100円を投資する。カードが一枚出てくる。そして「続けてカードを買う」を選択しつづけ、400円を使う4枚カードをゲットする。これが1ターン。

これで計500円、5枚のカードをゲットすることになる。

 

ゲーム終了後、後ろに待っているお友達がいなければ、先ほどと同じ繰り返しで500円を投資する。待っていれば再度列に並ぶ。これで一日に10枚のカードが出てくる。

さすがに、10枚を一気に出せば、CP(キャンペーン)かSR(スーパーレア)が1枚は出てくる。

 

とにかく、いち早くレアリティが高く強いカードを獲得して、息子に強い布陣で戦えるように、部隊を編成させてやることが指揮官である父の務めだろうと考えている。そう宣言した。

 

しかし妻は、「あなたがカードほしいだけじゃない」と一蹴。

 

「否、違う。女は口出しをするな」と一喝。

 

「連続でカードを購入するメリットがある」とさらに僕は続けた。

 

それは、連続でカードを購入することで、ゲーム終了後にもらえる「経験値が増える」仕組みであることだ。つまりレベルアップが早くなるのである。

 

そうすれば、攻撃力、防御力、必殺技、それぞれの数値を上げていくことが出来る。

良い勝ち方をすれば、さらに評価が上がり、カードを連続購入したことで経験値も多くもらえるため、1ゲームで3~4程度レベルが上がる。 こうすれば、1か月程度で+20レベル程上がると目論んでいると話した。

 

 

このような僕の戦略を、大敗後に息子の機嫌を取る為に入ったマクドナルドで語ったのであった。

 

そんな僕の覚悟に、息子は「がんばって強くなろうね!!」と賛同してくれた。

 一方、妻は「なに熱くなってるのよ。ポテト食べたら機嫌なんて直るんだから」と不満そうに言った。

 

でも妻は「僕の行動を止めない」のだ。

彼女の性格はよく分かっている。彼女は「僕の決めたことを全否定はしない」のだ。

妻よ。そういうところ好きだぞ。

 

こうして、ムテキゲーマー討伐に向けた戦略は決まり、僕と息子はこれまで以上に、より一層連帯感を強め、ガンバライジングに励むことになったのである。

 

●最後にガンバライジングで息子の成長をかいまみた

 今回は、「悔し泣き」と言うものを初めて体感したことだろうか。

 

アピタからの帰り道、彼にもう一度問うてみた。泣いたのは「悔しかったから」と一言。ああ、そういう感情が生まれてきてるんだなと実感しました。

 

アピタから自宅までの間、そんなことを考え、感傷に浸りながらボーっと、歩いていました。

 

隣で息子が楽しそうに歌っている・・。

 

何の歌だろうか・・?

 

 

仮面ライダーの歌のようだ・・・

 

「ディケイドはぁ、足クサ野郎ぅ~♬ 」

「かわながけんはぁ、マジクソびっちぃぃ~♬ ♬」

 

妻のにらみつける視線が痛い・・。

 

 

【おわり】

 

PS:実話だよ。