おはようございます。kamiです。
この投稿を書いているのは、2019年の6月19日の早朝です。
正確には数えていませんが、転職活動しようと考え、転職サイト等でエントリーを開始して、約6ヶ月が経ちます。
その後、いくつかの企業を受け、最終面接辞退をしたり
さらに、内定の辞退をしたりして、今に至ります。
そして、さらに、現在頂いている2社の内定を辞退しようと考えています。
事の顛末はコチラの記事に記載してあります。↓
●知人より、紹介された企業の面接に臨む。
紹介者を介して、先方の役員と営業部長、僕の4人で面接というか珈琲を飲んできました。先方より、求人募集の背景、事業の理念、今後の展望、求められている能力等をお伺いしてきました。事前情報と違わぬ内容であり、違和感なく話を聞くことが出来ました。
率直な感想をいうと、「出会ってしまった」です。
●内定を留保した上で選考は続けられない。
既に内定を頂いている2社の返答期限は21日の金曜日です。この2社の内どちらかに転職するなら、期日までに返答をしなければならない。
新しく、どこかの企業の選考を受けるにしても、2社の内定を辞退して、選考に臨まなければならない。
新卒とは異なり、複数の内定を留保したまま、数か月就職活動をし続けることはできません。この点が、転職市場と新卒市場で大きく異なる部分です。
●自分を取り巻く呪縛を取り払う
今、内定を頂いている2社も、決して悪いというものではい。
・現職以上の待遇を提示頂いた、上場企業。(ややブラック感あり)
・現職より少し待遇が落ちる、地場の非上場企業(超絶安定)
どちらにお世話になるとしても迷いがある。このモヤモヤは何だろうか。
一度、抱いてしまったモヤモヤはなかなか晴れないものだ。
会社が倒産しそうだとか、専業主婦がいるとか、5歳児を抱えているとか、目先の生活費とか、大切なことではあるが、働き手としての純粋な意思決定を左右するものを取っ払って考えてみた。
その結果、
この突如現れたダークホースの合否が出る前に、内定受諾の連絡をするということはしたくない。という結論に達してしまいました。
ここで働く目的・大義名分が出来てしまった。
●「家族にとって、この選択肢は正しいのか?」
もう、6ヶ月も転職活動をしている。そろそろ、良いんじゃないか?受からないかもしれない選考に賭けるのではなく、今ある2社から決めていいんじゃないか?
冒険をする必要はない。これは決して逃げではない。
人生を掛けた35歳の妻子持ちの転職活動です。ベストな選択肢・理想の転職先なんてありません。そもそも、就職なんて「入社してみたら全然違った」ということが当たり前のようにありうるもので、考えてもあまり意味が無いです。
よりベターなものを選択する。これが合理的だ。世帯主は、家族と言う最小単位の従業員を抱えている家計のトップです。路頭に迷わないということを考えて、適切な判断をすべきだ。
この選択は誰からも否定されるものでは無い。そう言い聞かせてみました。
この道がダメでも他の道があるさ。そう「うそぶいて」みたりました。
●「コクリタイ」
奥様に言いました。
「この企業の選考を受けるということは。退路を断つということになるんです・・」
奥様は一瞬の間をおいて
「告りたいんでしょ?」と言ってくれました。
コクリタイ・・。
まさかそういう表現で来るとは思いませんでしたが。あながち間違ってはいない。むしろ、「告白したい」という表現が適切かもしれない。
精一杯自分をアピールしたい。パッションを伝えてみたいと。
もっと、会社側と対話をしたい。社長と話をしてみたい。
●直感で動いたことはなかった。
思えば、過去、新卒の時も、転職の時も、直感で動いたことはありませんでした。
頂いた内定の中から、「より面白そうで、しんどそうで、成長しそうなのは、どこだ?」という判断で選んできました。スキルや経験値の積み上げを重視していました。
その判断がダメだったとは思っていないです。今の自分のことは好きだし、地方都市ではあるものの、業界で10本の指に入るプレイヤーになったと自負をしています。
でも、これほどまでに「この組織を従事して、10年かけて大きくしたい」と思ったのは今回が初めてなんです。
●ということで、2社ある内定を辞退してきます。
それでは精一杯、告ってきます。そう、奥様に話しました。
決断を後押ししてくれたことに感謝の意を表して、「最高のお嫁さんだね。結婚して良かった」と言いました。
LINEで・・。
奥様からは、「私には、ちゃんと告らないんだ・・」と即レスがありました・・。
人生の勝負時がきたら、待ったなしです。駆け引きは不要。
皆さま。もう、2週間ほど、僕の転職活動日誌にお付き合いください。
お読み下さりありがとうございました。