こんにちは kamiです。
どうにも、最近起きれなくなってきました。
まあ、ストレスですよね。
僕が抱えている進行中の案件もあり・・。投げ出すわけにもいかない。
僕の領域は、案件を受注するための営業、契約業務、引渡しとなりますので。
案件が動くと4か月はかかりっきりになるんですね。
どうかこんな倒産しそうな、キャッシュフローが回ってない会社と
契約をしないで欲しいと思う心がある一方
この案件を成立させれば、大きな着手金が入るから、倒産を少しでも遅らせることができるかもしれない。「早く印鑑つけよ」と思う心があります。
もはや、案件に向き合おう僕の心は混とんとしております。
さて、今回の本題に行きましょう。
会社が赤字だと転職すべきかどうか?ということですが・・。
- 赤字でも恐れることはない。
- 赤字が問題なのではなく、赤字に陥った内容が問題
- 中小企業であっても3期連続でも大丈夫。
では何が問題なのか?
この2点がポイントです。
「銀行融資が継続してもらえない?何言ってんの?」
「そんなもの、株主の批判を浴びつつも新株発行で資金調達すりゃいい」
なんて、恵まれた勤務先に努めている人には全く響かない内容です。
ですが、大多数の人は中小企業だったり、規模がそこそこでも非上場であったり、
そんな会社に勤務しているんじゃないでしょうか・・?
赤字の会社は珍しくない。
そう。
赤字決算なんて珍しいことではありません。
中小零細企業では、2期連続意図的に赤字になるよう調整している場合もあります。
融資を受けている銀行から、怒られない程度に・・・
融資担当者も、社長「今期は黒字調整しといてくださいね?上がうるさいので・・」
こんなセリフを言う地銀の融資担当者も多くいます。
そんな社長を何人も見ています。
まあ、そんな会社は置いておいて・・。
新聞の見出しでも、上場企業が「3期連続で経常利益がマイナス1億、10億・・・。」
今期は製品のリコールがあり、特損を計上して経常利益マイナス30億の大赤字」
大企業ではよく耳にする話です。
上場大企業であれば、経常利益で億単位の赤字を出しても、母数となる売上が大きいので、経営のスリム化・営業力の強化・資産の売却で、経理上の数字は持ち直すことが容易です。
仮に、今期リコールを起こして50億の赤字なんて会社は、前期は数十億の黒字決算で終えているものです。
ベースが違うのです。
そして、黒字の時にはちゃんと現預金を常にため込んでいるわけですよ。これが内部留保。
大きな赤字を出しても、銀行融資は続いていくし、現預金の等の流動資産の比率が高ければそれでよいのです。
これが、問題のない赤字ですね。
余談ですが、就職活動や転職活動を行っている人は、この辺の数字を見ておくとよいですよ。
まあ、「会社四季報」に乗らない非上場企業の場合は判断が難しいですが・・。
問題のある赤字とは?転職を考えよう。
簡単です。先ほどとは反対の事を考えればよいです。
当社の状況が正にそれです。
僕のような営業管理職程度では、預金比率や会社資産がどの程度かは推し量ることができません。
ただこのような状況であるとはわかります。
・3期連続で、3,000万円程度の赤字決算が続いていた。
・前期は、6,000万円の赤字決算で終る。損害賠償の特損が2件あった。
・メインバンクが今期の追加融資を渋る。
尚、このメインバンクには累積3億円の融資を受けている。
・新しく金融機関が3行登場し、繋ぎ融資を受け始める。
3行から、合計3億の追加融資を受ける。
・大幅な営業不振が続いており、キャッシュフローがギリギリの状態。
・・・ね。やばいですよね。
常時、赤字体質の会社が、特損と当期の大幅な営業赤字が、期中の資金不安を生じさせた結果、メインバンクが離れていきそうになっている。
で、今期がスタートしているが、非常に思わしくない状況です。
典型的な自転車操業状態。予定している大口の決済金が遅れると、途端にショートするという状況です。
現預金が無い。これがダメな赤字です。
今日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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