kaminomania ~倒産前に転職を試みる35歳会社員の奮闘記~

会社の経営危機で転職活動中の35歳係長が日々のあれこれを綴ります

【倒産する企業の兆候】ある中小企業の経費削減策の事例

スポンサーリンク

f:id:kami2775:20190116233438j:plain

こんにちはkamiです

 

今回のテーマは「倒産する企業の兆候】として、とある中小企業のオーナー会社では、どんな「経費削減策」がとられたのか?

 

あくまでも、一例ととらえていただければと思います。

こんな、急転直下的に数字が悪くなった中小企業のオーナーがいるんだと思ってください。

 

倒産の兆候 「経費削減」が声高に叫ばれる

 経費削減は当たり前のことですね。

 当社は小さな会社ですが、経理部長を務める社長夫人の号令で、様々な経費削減策が実行されていきました。

 箇条書きで列記していきましょう。

 

 ①営業社員の「会食費」が認められなくなった。

 常識の範囲で認められていた経費がNGになりました。

 契約のお礼に居酒屋に行く。距離を近づけるためにランチMTGをする。これらが原則NGです。

 そもそも、経費をバカみたいに使う人はいません。課長以下は事前申請性でしたが、それでも月3回相手の分をおごって4万超える人はいませんでした。

 なんとなく、2人の会計で1万円越えの領収書を提出するのは気が引ける風潮はありました。

 とはいえ、営業社員は他社との付き合いを急激に変えることもできず、自腹で付き合っている人間が多いですね。

 ➁市内の高速道路の使用が事前申請性になった。

 これまでは、事後申請制でした。

事後に、一日の日報で申告し、使いすぎだと上司が判断すれば個別指導される程度でした。しかし、今後は事前申請制となり、かつ「よっぽど認められない」と言う状況になりました。

 下道で1時間なら使用禁止となります。

 

 ➂顧客との打ち合わせで使った喫茶店代も申告が必要

 「誰と何の目的の打合せだったのか?」を領収書に合わせて理由書を添付しなければいけなくりました。

 とはいえ、喫茶店代に月に5,000円も使っていた社員はいません。しかし、出金伝票付きで2週間に一度精算し小口で支払いと言う仕組みになった。

 

 ④レクリエーション費がなくなった

 部署ごとにあった6ヶ月に1度の飲み会費補助費制度がなくなった。これまでは、半額を会社が負担してくれていましたが、会社はゼロ負担となりました。

 

⑤社内行事が減少・縮小された

 まず、忘年会のグレードが大幅に低下しました。場所がしょぼくなった。例年までとは異なり、忘年会の会場が小さくなった。お呼びした取引先は去年の半数にとどまった。

 あと、新年会がなくなりましたね。社員全員で行っていた初詣がなくなった。社長が神に祈ることをやめたのでしょう。神様に見放された気分なのでしょうか・・・。

 

⑥原則カラーコピーが禁止になった。

 全社員のPCのプリンタドライバの初期設定が変えられ、白黒デフォルトに変更させられる。確かに、やたらカラーで出したがる社員もいたので、これには賛成ですが。

 

➆一部会社資産の切り売りが始まった。

 まず、保有していた社用車の売却がおこなわれました。全てリース車に切り替えることになりました。

 また、8割の社員に社用車を貸与して車通勤というスタイルでしたが、一部の社員は電車通勤になりました。

 リースとは言え、ガソリン代の削減と言う名目のようです。しかし、現実には定期代の方が高いというオチの社員もいたりして、実効性のない経費削減策と感じる社員も多いです。

 会社が保有している不動産が一部売りに出されました。

 

⑧賞与の減額と減給

2018年の冬の賞与は、全社員一律40%カットです。

基本的に夏と冬に1ヶ月分賞与が出る会社だったんですけどね・・・。

 

これにとどまらず、営業系のメンバーの一部が減給となりました。本来であれば、年に一度の査定の時期が春にあるんですが・・・、それを待たず、数名の社員が社長個別面談に呼び出されました。

「今回の急激な売上不振には営業部門に責任がある」と言われ、平均2万~3万円のカットをされたようです。

 

ちなみに、ある部門の営業課長2名が課長代理に降格させられていました。

 

⑧そして人件費削減【整理解雇】が決定

最も不採算だった部署を一つ閉鎖しました。

立ち上げて2年目の部署でした。まあ太陽光関連の部署です。4名の人員が整理解雇扱いで退職しました。

 

以上です。

 

どうです?

 

僕的に、控え目にいって・・ちょっと 引くわ。

 

これが、2018年の6月頃から、2019年1月までに行われたことです。

 

やりすぎでしょ。

 

まあ、それぐらい急速にキャッシュフローがおかしくなったんです。

これを読んでいる大企業務めの方には理解ができないかもしれませんが・・こんなもんです。ネタだもなんでもありません。

 

・何故か商品が全く売れなくなる。

・事故が発生して1000万円の突発的な損害賠償の支払い義務が生まれる。

・ワンマンカリスマ社長が体を壊す。精神を病む。

・敏腕営業部長が突然の退職で取引先が離れた。

・一か所に支払いが遅れ、信用不安のうわさが立ち上がる。

 

会社の歯車がズレてしまうと、全てがおかしくなる・・・

はじめは、ほんの小さな火種でした。それが燃え広がるのです。

そして悪いことは重なるのです、火元が一か所ではなく数か所に増えてしまうのです。

 

 

ほんと、明日はあなたの会社がこうなるかもしれませんよ?

 

 

経費削減を行う会社に一つ言いたいことがあります。

これだけ、経費削減、人件費削減、部署の消滅、給料などのカット・・・

あらゆる削減をしてきた会社です。

 

しかし、いつまでたっても削減されないものがあります。

 

あなたは、何だと思いますか?

 

 

変わらないのか、変えることができないのか?

 

創業オーナーの維持なのか?

 

経営者仲間への見栄なのか?

 

・・・・・

 

・・・・・

 

そう、社長専用車と社長夫人専用車は変わらないんです

 

レクサスのLSとベンツのロリンザー、これを手放すべきかどうか?

 

手放せる経営者が立派なのか?どうなのか?

 

どっちでもいいんですけど、社員は面白くないんですわ。