kaminomania ~倒産前に転職を試みる35歳会社員の奮闘記~

会社の経営危機で転職活動中の35歳係長が日々のあれこれを綴ります

【ビジネスリュック】通勤電車内のパーソナルスペースの考え方

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転職して、車通勤から電車通勤になった。最寄駅から7時台前半の電車に乗っていく。時間帯としては通勤ラッシュの時間帯である為、座ることはできない。

 

車内は混雑している。朝刊はもちろん文庫本も読みづらい。スマホも周囲の視線が気になり画面を見づらい。

 スマホで音楽やラジオを聴いているが、退屈だ。そこで、「周囲の観察をする」ということに落ち着く。

 

6年ぶりの通勤列車。乗っているだけで非常に新鮮だ。

 今回は、表題の通り、電車内のマナーに関するエピソードだ。「車内におけるパーソナルスペース」の考え方に驚いたので報告したい。

 

 

 

もう、おじさんハラハラしちゃった。

 

 

 

察しの良い方であれば、想像にたやすい話だが、僕にとっては驚きだったので書いておきたい。僕なら、あんなこと言えない。

 

 

さて、満員電車内における境界問題と言えばコレだ。↓

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画像引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190830-00010001-mbsnews-bus_all

 

背中に背負う「ビジネスリュック」や「リュックサック」が、本人の知らないところで、背後にいる人を攻撃もしくはサワサワと誘惑する。

 

非常に不快なことこの上ない。

 

その為、昨今の通勤電車内では、このようにカバンを掛けることが推奨されている。↓

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画像引用:https://news.line.me/issue/oa-andgp/bbecde61c9d4

 

啓発ポスターもよく見かけるようになった。また、一部の路線によっては、車掌によるアナウンスで前掛けを推奨されることもあるようだ。

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画像引用:http://www.nishitetsu.jp/train/monitasu/motto/index.html

 

このような鉄道会社の啓発活動の高架もあり、リュックサックやビジネスバッグの前掛けも浸透してきたように見受けられる。僕が乗る通勤電車でも多くの「ビジネスリュック前掛け族」を非常に多く見かける。

 

 この、電車内におけるマナーの体現者が、因縁をつけられていた。

 

 

ある日の通勤列車内の出来事だ。2名の男女の口論が聞こえてきた。

 

ちなみに 車内は混雑はしているが、周りの人に押されるほどではない。各人がギリギリ他人と接触しない程度の距離感が保てるレベルだ。

 

「カバンが当たった」、「いや押し付けてない」という口論なのだろうと思い目を向けてみる。

 

 

驚いた。

対決の構図に驚いた。

 

 

因縁をつけている人:女性ビジネスマン。座席に座っている。

因縁をつけられた人:男性ビジネスマン。女性の前に立ち、つり革を握り、ビジネスリュックを前掛けしている。

 

 

この状態で、いったい男性はどんな因縁をつけられているのか?

この女は、どんな勝算があって、因縁を吹っかけているのか?

 

がぜん興味が湧いた。

 

 

 

彼女の主張に耳を疑った。

 

 

 

 

 

「私の空中権を侵かさないで」

 

 

 

 

この一言に、聞き耳を立てていた誰もが耳を疑った。

 

何名かは、失笑した。

何名かは、「マジ?」、「無茶でしょ」と呟いた。

 

 

状況を整理しよう。

 

 

彼女はこのような状況で電車の座席に座っていて・・

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彼女が保有する空中権の及ぶ範囲(赤丸部分)

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  このラインを超えて空中で侵入してきたのが、男性が前掛けしていたリュックバッグということだ。

 

 

因縁をつけられた男性は「マナーを守ってるだけですけどね」と冷静に反論をした。

 

しかし、彼女は「ね、不快なのよ。わかる?てか、目の前に網棚があるのに何故使わないんですかぁ?」と返した。

 

 

車内は重苦しい空気が流れた。車内にいたであろう良識ある大人たちは、「あの女はキチ〇イだから相手にするな」、「今のご時世刺されるぞ、退け!」と念を送っていたに違いない。

 

男性は「座ってるお前に言われたくねーよ!クソアマ!!てめぇ、立てこの野郎!!」と言いたかっただろう。しかし彼は、唇をフルフルさせながらリュックバックを静かに網棚に置いたのだ。

 

 

 

混雑した電車内でマナーを守っていてはずが、「空中権の侵害」と訴えられるケースがあるとは思いもしなかった。

 

訴えられても「相手にしないで引き下がる」。

引き下がることはカッコ悪くない。逃げるが勝である。

 

それでは。