グレタ・トゥーンベリさん(16歳)
8歳の頃から、地球環境に関して関心を持ち、心を痛め、学校への通学をボイコットし、地球環境保全を訴える活動をしてきてた。
国際的な会議に呼ばれスピーチまでして、たった一人で始めた環境問題へのストライキ集会には、今では100か国以上で10万人が参加する。
少女が大きなうねりを作ったのだ。
本当にすごいことであり、素晴らしいことである。
僕は、常日頃、地球環境を多少憂うことはあっても、デモやストライキに参加するほどの意識もありません。
自治体の定める基準に基づいたゴミ回収に従うのはルールだから。
最寄駅から自宅まではバスで4駅だが、できる限り歩くようにしているのは健康の為。
スーパーにマイバックを持っていくのは、レジ袋に金を払うことが嫌いだから。
ただ、何となく「グレタさん」と検索したら、サジェストキーワードの一番上が、「嫌い」だった。
驚きと同時に、「まぁ、そうなるだろうな…」とも思った。
いくつかのネットニュースや、ツイッターを閲覧してみた。内容もさることながら、添えられている写真に眼がいく。
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190926-00010010-flash-peo
グレタさんのツイートに「歩けば?」「泳げばよくね?」ってリプの他にダイビング用品の画像とかイカダの画像とかつきまくってんの見てやっぱ世界は変わらないんだなぁという気持ちになった
— ゴミがついたマリル (@Ko_Suke710) 2019年11月2日
Vergognoso il manichino di @GretaThunberg ritrovato appeso a un ponte nella nostra città. A lei e alla sua famiglia la mia solidarietà e quella di tutta @Roma. Il nostro impegno sul clima non si ferma. pic.twitter.com/YXMXMJDA3D
— Virginia Raggi (@virginiaraggi) 2019年10月7日
悪意を感じる・・。
それだけ嫌われちゃったんだよな。
もちろん、日本だけとは言わないが、メディアの意識の低さを感じずにはいられない。恥ずかしく思う。それをそのまま鵜呑みにすることも民度が低い。
自らの人生を投げうって主張してきたことを、国際会議の場で発言し啓蒙をするなら、辛辣な言葉を投げかけないと意味がないだろう。
発言の前後を省いて、一部分だけを切り取って、一番目をひん剥いて、食ってかかっているような写真ばかり切りとっられてしまって・・・。その方がクリック率が上がるんだろうけどさ。
そんなもんに誘導されて、「グレタさん 嫌い」とか、「グレタさん 歩け」ってググッちゃう日本人は、危うさを痛感した方が良い。
CO2排出量世界第2位のアメリカ、トランプ大統領は彼女の勇気を愚弄して、パリ協定離脱を宣言した。
日本政府は、「2050年までのCO2ゼロ目標」にも、「2020年までの削減目標引き上げ」にも参加してない。(東京都と横浜市は参加したが、国家としては不参加)
グレタさんには黒幕がいるとか、操られているとか、そんなことはどうでもよくて。
事実、地球やばいじゃんってこと。気温上昇やばいじゃん、北極の氷が解けて海面上昇やばいじゃん、何よりもここ2~3年の豪雨とか台風の猛威とか、日本やばかったじゃん。
なんてことは、分かってる。
人の意識を揺り動かすには、辛辣な言葉で迫ることや、これでもかと睨みつけることが大切だって分かってる。
わかってるんだけど・・・。
やっぱり、「過激な正論」ってのをこの国は嫌う。
日本社会で何かを動かそうと試みる時、一番重要なのは社会的な連帯感を醸し出すことが出来るかが肝要なんですよね。
とまあ、何が言いたいのかわからなくなってきましたが・・・。
日本政府と、アメリカ、中国、ロシア等の大国は後ろ向き。
しかし、EUを含む多くの環境先進国、自治体、世界中の機関投資家(日本のメガバンク3行含む)等は、環境保護推進の活動に署名済みであり、「日本国」としては非常に後れを取っているということを添えておきたい。
国民の「民意」が連帯すれば、与党も動かざるを得ないだろうに。
最後に、グレタさんですが・・。
なかなか、チャーミングじゃないですか(^^♪
この画像探すのに、どんだけ時間がかかったか(笑)
ではでは。